Feb. 15, 2004 冬の秋田へ
秋田大学医学部の非常勤講師となり、２月中旬に大学を訪れた。秋田は今まで行ったことが無く、また、気候も予想外に暖かく、大変楽しい時間だった。大学院生セミナーの話は別にして、少し冬の秋田の風物詩を紹介したい。秋田と言えば、男鹿半島に伝わるなまはげ（写真１）、これは正月の行事だが、無病息災と子供の健やかな成長を願って行われる。この時期は各村々のなまはげの陳列されている工芸館を訪れた。男鹿半島は石焼きという漁師料理が有名で、取れたての魚をぶつ切りにした鍋に、熱しておいた手首大の焼け石を入れる。その湯気に当たりながら、ふうふうしながら、海産料理を食べるのである（写真２，茆原教授と）。 この日の夜は横手市（秋田から乗り合いタクシーで１時 間弱）のかまくらを見物に行った。大きなかまくら（写真３、秋田大の先生達 と）、ミニカマクラ（写真４）、どちらも幻想的雰囲気である。夜の９時を過ぎていたので、中でおべべを着ておもちを食べているはずの子供たちは もう帰った後だったが。秋田から１時間位のところにある田沢湖畔に乳頭温泉という 秘湯がある。硫黄泉で、髪の毛はぼさぼさにカールしてしまったが、 吹雪の中での入浴（これが混浴！）もなかなかの経験だった（写真５）。３０分ほどお 湯につかり、セミナーの時間に間に合う様、秋田へ戻った。たまには、こういう出張も良いな。。。幸せな１泊二日でした。
写真１ なまはげ
写真２ 茆原教授と
写真３ 秋田大の先生達 (大きなかまくら前にて)
写真４ ミニ(!)かまくら
写真５ 吹雪の中での入浴