2001年6月25日 帯広で第43回脂質生化学研究会開催される
脂質生物学を特殊に取り上げる学会はおそらくこれが唯一であろう。第43回研究集会が帯広市で開催された(帯広畜産大学、中野益男教授世話人)。シグナル伝達、ガンと脂質、神経伝達と脂質、動脈硬化、脳疾患や炎症との関わりなど、高度で独創的な内容が多かった。今、話題のスフィンゴ脂質への興味もあり、若い会員も随分増えた様に感じた。全演題が口頭であり、特に若手には貴重な発表の機会でもある。帯広畜産大学の農場で開かれた懇親会は子ウシの丸焼きや魚介類などのBBQもあり、また、帯広市長や大学の学長の挨拶、さらにはロック歌手の登場と、かつてなく盛り上がった。
発表会場の帯広プラザ(駅前)
懇親会は帯畜大農場でかつてない盛大さで
(画面中央のやや左のエプロン姿 が中野教授)
発表するデニス(PCが使えずやや困惑気味)
受け答えの堂々とした大嶋君(D4)
やや緊張気味の大日方君(現在、群大生化学助手)