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2000年10月15日  ボストン-ベルリン-ストックホルム

 
(写真1. ハーバードのセミナー)                 (写真2. EJ Corey博士)

 
(写真3. 授賞式のコンサートホール)                              (写真4. ブランデンブルグ門)

 
(写真4. ソニーセンター)                                             (写真4. Potsdam)

 
(写真5. 学位審査会場)                                                (写真6, Toveの挨拶)

 
(写真7. 晩秋のハガパーク)                                          (写真8. ガムラスタンで)

9月19日より10月7日まで、久しぶりの長期出張となった。これは2000年度のエルンスト・シェリング賞授賞式参加と記念講演が主な目的であった。いままで、数え切れないくらいの受傷はあっても賞には縁の無い生活だったが、初めてのことで大変驚きまた率直に喜んでいる。ハーバード大学で記念講演会が催された(写真1)。EJ Corey(写真2)やPeter Weller教授などが参加した。また、知人であるJ. Drazen博士はハーバードの教授を辞め、New England Journal of Medicineの編集長となっっており(!)、お祝いに駆けつけてくれた。ベルリンの授賞式の様子は改めて報告するが、コンサートホールで華やかに開催され(写真3)、文部大臣や駐独日本大使、多くの大学教授、財団理事が出席されるた。この前で、約30分のスピーチを行った(内容は後編で)。時間の合間を縫って、ブランデンベルグ門、ソニーセンター、ポツダム(写真4)などを訪れた。休む暇もなく、スウェーデンを訪れ、セミナーをすると共に、カロリンスカ研究所学位審査のopponentの役を果たした。これは、なかなか大変な仕事で、6編の学位論文を事前に読み、2時間以上、1:1で徹底的に討論をするのである。討論会場は設立者にちなんで、サミュエルソンホール(写真5)である。審査委員の方は5名おり、討論後、合否の判定をする。「彼女のパーフォーマンスはどうであったか、質問に適切に答えられたか」が問われることとなる。もちろん、終わった後には彼女とそのご両親の主催するパーティが開かれ、私はホスト役を果たすのである(写真6)。全てが終わり、晩秋のストックホルム(写真7,8)を一日楽しんで帰国となった。